代謝を上げるには?ファスティングと代謝の関係

代謝とは…

 

代謝には、3種類あります。「基礎代謝」「活動代謝」「食事誘発性熱産生」の3つです。

 

基礎代謝…生きていく上で最低限必要なエネルギー

活動代謝…運動をしたときなどに必要なエネルギー

食事誘発性熱産生…食事をしたときに消化吸収に必要なエネルギー

 

よく基礎代謝を上げることが健康維持に大切だと言われます。この根拠となっている理由が、基礎代謝が上がると、体温が上がり、体温が1℃上がると免疫力が数倍上がるとも言われるからです。

 

逆に、体温が下がると免疫力は低下すると言われています。

※ただし、体温が下がることが必ずしも免疫力が下がることではありません。第4章で説明します。

 

体調を崩して熱を出したとき、免疫力が普段の数倍に上がっています。ウィルスや細菌と戦うリンパ球が増えていることは、科学的に明らかです。38℃以上出ているときは、白血球がん細胞などもやっつけています。

 

だから、熱が出たときは、解熱剤など使ってはいけません。せっかく出た熱を下げたら勿体ないです。そんなときは、食欲もありませんから黙って寝ているに限ります。

 

変な話ですが、「ああ、熱が出ているー。体が大掃除されている」と喜んだ方が得です。

 

体温が上がると免疫力が上がるということは納得のいく話です。

 

基礎代謝を上げる方法

 

  • 運動
  • 入浴
  • 深呼吸
  • 体温を上げる食事(ショウガなど)
  • 太る

 

代謝が上がると免疫力が上がるからといって、太るという手段を選ぶことはナンセンスですね(笑)

 

お相撲さんは、太っているので基礎代謝は、一般人より高いです。だからと言って、免疫力が高いわけではありません。

 

お相撲さんは、一般的に短命がちです。その理由は明らかで、一言で言えば食べ過ぎだからです。

 

食べ過ぎということは、ファスティング(断食)の真逆の行為ですね。

 

基礎代謝が高い方が良い?

 

基礎代謝が上がると体温が上がり、免疫力が上がりますが、普段の基礎代謝は高い方が良いのでしょうか?

 

答えは、「基礎代謝は、適度が良い」です。高すぎてもダメ。低すぎてもダメです。

 

代謝が高くなりすぎる病気があります。バセドウ病(甲状腺機能亢進症)です。

 

逆に、代謝が低くなりすぎて起きる病気もあります。橋本病(甲状腺機能低下症)です。

 

人間の体は、自然のリズムの中で常に陰と陽へ揺らぎを繰り返しながらバランスを保ち、生命を維持しています。一方に偏ることなく自然な揺らぎの中で健康が保たれていますので、どちらかに偏ることは良いことではありません。

 

ちょうど、やじろべえが右へ傾くと、左へ戻ろうとし、また右へ左へと繰り返してバランスをとっています。振り子も同じです。そして、人間の体も自然の一部ですので、同じことが言えます。

 

代謝は上がったら、必ず下がります。代謝は下がったら、必ず上がります。

 

日中活動しているときは、夜寝ているときよりも代謝は高いです。夜寝ているときは、日中活動しているときよりも代謝は低いです。

 

上がったら下がる。下がったら上がる。これが自然の摂理です。

 

人間は、ストレスや間違った食事などの影響で、この揺らぎが不自然になり病気になります。

 

前項のお相撲さんのお話は、まさに間違った食事による影響です。食べて太らなくては成り立たない職業なので仕方のない話ではありますが…

 

ファスティングで自然な揺らぎを取り戻すことができる

 

ファスティングを行うと、どちらかに偏った状態の揺らぎが、自然の揺らぎに変わると考えられます。

 

それから、ファスティングを行うと基礎代謝は下がります。ファスティングで痩せる方向にシフトしていき、体を維持していくのに必要なエネルギー量は減っていくためです。

 

では、代謝が下がるから体温も下がり、免疫力も下がるかというと、逆に免疫力は上がります。

 

基礎代謝が下がることは、必ずしも免疫力が下がることではありませんので安心してください。

 

ファスティングで基礎代謝が下がることは、省エネ運転に体が変化しているということです。

 

まとめ

 

  • 代謝が上がることで免疫力が上がるは本当。
  • 基礎代謝を上げる方法は、運動、入浴、深呼吸、食事などがある。
  • 基礎代謝は、決して高ければ良いというものではない。高くなったり、低くなったりという自然な揺らぎが大事。
  • ファスティングで基礎代謝が落ちることは、免疫力が下がることではなく、体が省エネ運転になっているということ。
  • ファスティングは、自然な揺らぎをもたらし、免疫力を上げる。

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